パパとママではあきらかに態度が違う猫　一目置いているパパにだけみせる「特別な甘え方」

1匹、2匹…確実に猫の魅力にはまる夫　そして人生初の「ねこ一目ぼれ！」＆待ち構える試練とは!?

男と猫のちょっとイイ関係♪「夫とだけ一緒に歌い、あいさつする猫」

「男と猫のちょっとイイ関係男と猫EPISODE」にたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。

今回は、「ねこのきもちWEB MAGAZINE」編集室が選んだ福岡県のこてママさんのエピソードをご紹介します。

こてママさん家の猫・小鉄（こてつ）くん、パパとママに対する態度が全然違うそうなんです。一体どんな風に違うのでしょう？　詳しく伺いました！

ママの猫アレルギーが出なかった！運命の子・小鉄くん

ねこのきもちWEB MAGAZINE ねこの日企画「MEN'S CAT」 — 毛布を掛けてもらってスヤスヤ

引っ越しをきっかけに、ペットショップを訪れる回数が増えたというこてママさんご夫婦。もともとご主人は猫派、こてママさんは犬派（猫アレルギー持ち）で、お店にいた小鉄くんに惹かれたのはご主人でした。

2週にわたって会いに行くほどご主人はデレデレな様子でしたが、こてママさんは「私が抱っこしてみて、猫アレルギーが出たら飼えないよ」と釘を刺していました。

しかし、実際にこてママさんが小鉄くんを抱かせてもらうと、その時も、翌日もアレルギーが出ないという“好相性”だったのです。

そればかりか、こてママさんも小鉄くんのつぶらな瞳に魅せられて、気が付けば「いつ迎えようか」「名前は何にしよう？」「何をそろえばいいのかな」と小鉄くんを迎え入れる準備を万端に。
晴れて、小鉄くんはこてママさん一家の家族になりました～！

パパには一目置き、ママには気の向くままにやりたい放題＆甘え放題（笑）

超々甘えん坊に成長した小鉄くん。寒い冬は特に「抱っこ～」とこてママさんのもとにやってきて甘えます。時には噛んだり、怒ったりもして、気の向くままに好き放題です。

ところが、ご主人には敬意を払っているのか、小鉄くんはこうした甘え方はしません。ご主人としては、こてママさんにしていることは「自分にもしてほしい」という思いがあり（そりゃそうですよね）、小鉄くんがこてママさんにスリスリしていると「ちょっとパパにもして」と言ってみたりするのですが…やっぱりしてくれず、ちょっと寂しい（笑）。

でも、小鉄くんは別の方法でご主人に甘えているんです！　

毎朝「おはよう」と声をかけていたら「おはよう」とあいさつするように！

小鉄くんは、夜はパパママの寝室を出たところにあるケージで寝ています。

ご主人が毎朝寝室を出る時にケージの中の小鉄くんに「おはよう」と声をかけていたところ、なんと、「おはよう」のあいさつを習得！

…と聞くと「にゃにゃにゃん」って言うんだろうな～と想像しませんか？　違うんです。ちゃんとした日本語の発音で「おはよう」と言うんですって！すごい～～～！

こてママさんにもたまに言ってくれるそうですが、ほぼご主人にだけ。さらに、ご主人が機嫌よく歌っていると「な～ん♪　な～ん♪」と一緒に歌うようにもなったのだとか！

これが、小鉄くんのご主人への甘え方なんですね。

「パパにしか見せない姿、女性にはわからない男同士の親子の距離感」にこてママさんはほっこりしているとおっしゃっています。

実は小鉄くん、心臓が止まって命を落としかけた過去が…

小鉄くんは3年前に去勢手術を受けた際、アナフィラキシーショックを起こして心臓が5分以上止まってしまったという大ハプニングに遭遇しました。

幸い生還しましたが、この経験からこてママさんご夫婦は「動物を飼うということ」の責任を改めて考えさせられたといいます。

小鉄くんを迎え入れてからは、旅行に全く行かなくなったというお二人。ご主人は小鉄くんといたいがために、こてママさんに「1人で買い物に行ってきて」とさえ言うそうです（笑）。

小鉄くんを愛してやまないご主人ですが、“パパ”としては「たとえ自分が嫌われても、小鉄がママを大好きでいてくれればそれで十分」で、こてママさんには「小鉄くんの1番の理解者でいてほしい」と話しているとのこと。

そして、お二人はいつも「小鉄はうちに来て幸せだと思っているかな？　少なくとも私たちは小鉄が来て幸せだよね」と話しているのだそう。

小鉄くんは、お二人と暮らせて絶対に幸せだと思います！

ご投稿ありがとうございました！